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時価
「朝鮮人には謝罪して、友達になっていただく」でいいのか?

毒舌映画評がトレードマークの井筒和幸監督(「ゲロッパ!」ほか)による最新作。松山猛の著作『少年Mのイムジン河』をベースにした青春群像劇。ちなみに著者の松山猛氏は、本作の中で重要なモチーフとなるハングルの楽曲「イムジン河」(日本でザ・フォーク・クルセダーズがカバーした)の訳詞を手がけた作詞家だ。

舞台は1968年、京都。主人公の高校生(塩谷瞬)は、小競り合いの絶えない隣の朝鮮学校へ親善サッカー試合の申し込みにいくことに。そして、そこで見かけた美しい少女(沢尻エリカ)と、彼女の演奏していた曲「イムジン河」に一目ぼれする。ギターを練習して少しでも少女に近づこうと思うが、彼女は朝鮮学校の番長の妹だった。

朝鮮学校と主人公の高校は生徒同士の争いが絶えない。根っこには国籍・在日差別があるから、その対立は大変激しい。ところが主人公と朝鮮学校の少女が恋をして、彼らをきっかけに双方が和解へすすむという感動物語だ。

採点不能
サイボーグの綾瀬はるかとラブラブ同棲?!

『僕の彼女はサイボーグ』は、『猟奇的な彼女』(01年、韓国)のクァク・ジェヨン監督が、綾瀬はるか&小出恵介の魅力をこれまでにないほど引き出したラブコメディの傑作である。しかも見終わった後、多くの人は言葉を失うほどの衝撃を受ける。

21歳の誕生日、モテない大学生のジロー(小出恵介)は、ちょっぴり乱暴な美少女(綾瀬はるか)と再会した。1年前の自分の誕生日に偶然出会い、そのまま去った不思議な女の子だ。しかし今回の彼女は、感情希薄でどこかとんちんかん。じつはコレ、モテない21歳のジローのため、遠い未来の自分が"1年前の彼女"そっくりに作り上げ送り込んだサイボーグだった。

未来の自分から、超高性能ダッチワイフを贈られる青年の気持ちを想像すると泣けてくるが、天然キャラの主人公は深く考えもせず、綾瀬はるか似のロボットと同棲をはじめる。クァク・ジェヨン監督はさぞ日本のコミックやエロゲが好きなのか、よどみない筋運びと繰り出すギャグの的確さには感心する。

未採点
2009年の日本の政治状況と、恐ろしいほどリンクする

浦沢直樹のベストセラーコミックの実写映画版・三部作の完結編は、堤幸彦監督の意向で結末部分を非公開にして宣伝されることになった。マスコミ向けを含む試写会でもそれは同じ。最後の10分間の直前で本編は終了、仮のエンドロールが流れ、その後に残り10分間についての専用予告編が流れるなど、手の込んだ趣向となっている。

ようするに、私たち報道陣も長いサンプル版を見たに過ぎないわけで、現時点で本作の評価をすることは避けるのが筋というものだろう。公開後に、隠された(原作とは異なると噂される)結末を見た際には、私もこの記事の(未採点)部分を更新するかもしれない。

ともだち暦3年(2017年)、日本発の新興教団による世界支配はさらに進み、教祖「ともだち」は世界の終わりを予言しはじめた。その日にあわせ、人々に武装蜂起を呼びかけるカンナ(平愛梨)は、依然正体のわからぬ「ともだち」が再び自作自演の殺戮劇を行う事を確信していた。

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